2011年も明けて、もう半月。
本業(造型屋)が年末年始と、鬼のように忙しく、自分の作品造りもままならい状況で日々が過ぎてます。
2010年は、本当に素晴らしい一年だった。
つきものが堕ちたかのごとく、視界が明るくなり、どんな体験からも意味を見いだせた。
例えば、家具のshopに入った時、自分が一番興味をひいたのは大きなデスク。どんな状況を欲しているのか、再確認できたりする。
人の言葉が、しっかり耳に届く。
励ましや、叱咤激励や、皮肉な問いかけさえも、血となり肉となった。
たった一つを除けば、後悔の無い毎日だった。けどこれは、2011年に持ち越しての継続した楽しみでもある。
7月、家族で数年ぶりの旅行。高山の町家
暑さの厳しい夏だった。
家族で数年ぶりの旅行。高山の町家。
母と姪に、自分の暮らす福生の街を見てもらう事が出来る幸せ。
音楽に触れ、自然に触れ、仕事の楽しさや、自身のモノ作りに対する情熱も思い出せた。
あっという間の一年。
清々しく、気持ちのいい日々。
もうずっと忘れていた充実感。
思い出すきっかけとして背中を押してくれた出会いに感謝でいっぱいです。
そんな気持ちで年末ぎりぎり、納める物件を深夜で仕上げ、ヘトヘト、バタバタで新幹線。
静岡側からの富士山。もう何十回と見送ってるけど、このフォルム。絶対的
大晦日
お寺の境内へと続く階段に、キャンドル
自分の願いを込めたろうそくを選び、燭台にたてる。
何か「商売」っていうのは、ちょととか思うけど。
純和風のcandleの雰囲気は、また違った趣があっていいです。
身が引き締まるような荘厳さ

明けて二日目。飲料水を汲む為に車で30分。
ここだけが銀世界。今年の初雪
三日目。近くの高速のS・Aへ。裏口の一般道から入れるのです。
で、中部名物の「天むす」と「あおさラーメン」←(青のり)

連れて帰省したおまむも、実家の雰囲気に慣れてきました
そして1/4早朝。
まだ私が家族と暮らしていた頃から一緒だった犬のアルフが亡くなりました。
最後を見取る事が出来、悲しいけれど、嬉しかった。
何も出来なかったけれど、さよならは言えた。
ふと、月齢を見ると、その日は新月。
新月は、新しいサイクルの始まりを意味する。
別れは、終わりではなく、それぞれの始まり。
帰りの新幹線で、母に買ってもらった駅弁。やっぱ締めは地元の味で
今年はスロースタートだけど、昨年からの素晴らしい縁を無駄にせず、前進しようとご先祖に誓うのでした。

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